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ロンサム・ジョージが逝ってしまいました。推定100歳、ゾウガメならまだまだ中年です。

ガラパゴスリクガメは、ガラパゴス諸島の島それぞれに独特の進化を遂げた亜種がおり、

ジョージはその中でも超鞍型のピンタゾウガメさん。

ピンタ島のゾウガメは絶滅したと思われていたのに、ポツンと生き残っていた最後のピンタゾウガメさんでした。

サンタマリアとフェルナンディアも絶滅しているので、これで残るゾウガメさんはあと10亜種ほど。

以前mixiでも語ってましたが、今回のニュースを見た際も、ハリエットの事を思い出しました。

人間が認識している生き物で最もお歳を召していたゾウガメ、ハリエット。

こちらはドーム型の典型、また最大亜種でもあるサンタ・クルスゾウガメさんです。

写真は私がオーストラリアZOOへ行った際に撮った物で、当時173歳。その後175歳で亡くなりました。

アルダブラゾウガメは仕事で飼育していた経験がありますが、

ガラパゴスゾウガメをあんなに近くで、ガラス越しでもなく生で見たのは後にも先にもこの方だけで、

しかもその方が世界最高齢の生き物で、とても感動したのを今でも覚えています。

そういった機会はこの先どんどん減っていくんだろうかと思うととても辛いことです。

ガラパゴスに限らず、リクガメは今非常に多くの危機にさらされています。

環境破壊もそうですが、何より密輸。

ホウシャガメやホシガメの密輸が跡を絶たず、どんどん減っていっています。

以前私は、何処ぞで以下の駄文を載せました。

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現在、日本に輸入されているリクガメさんの中で、 
  • ガラパゴスゾウガメ
  • ホウシャガメ
  • ヘサキリクガメ
  • メキシコゴファーガメ
  • ホシヤブガメ
  • ヒラオリクガメ
  • エジプトリクガメ
除く全種は、ワシントン条約により商取引が規制されています。
 
商売のために国際取引は出来るのですが、
 
輸出国の許可、そして日本での輸入許可がないと仕入れることが出来ません。
 
何故かって、そうやって規制しとかないといつ絶滅の危機にさらされるかわからないからです。
 
 
ちなみに上記にあげた7種は、
 
既に絶滅の危機にさらされ商取引は一切禁止、
 
学術目的でも許可がないと輸入はできません。
 
それでも、7種も、7種以外も、
 
密輸によってジワジワと絶滅においやられていっています。
 
そんなカメさんたちだからこそ、飼育する場合責任持って、
 
このコたちがそんな状況下で、自分のもとにいるってのを自覚してください。
 
大切に、大切に育ててあげてください。
 
できるなら、繁殖も試みてください。
 
一匹でも多く、できれば国内繁殖種のみが流通すれば、密輸なんて必要なくなるのです。
 
 
 
カメさんたちが【過去】にならないことを願って。

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今現在の規制種は若干変わってるかもしれません、現役退くと情弱になってイカンな・・・。


おしまい!ポケモンの続きやる!

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